無職・うつ病の日常は「非日常!」

無職?なんとかなるはず(笑)

リワークとは? うつ病日記 番外編!

前回までのうつ病日記を読んだ方にこんな疑問を持つ方がいるはずです。

リワークって、そもそも何?

わかります!

私も会社の保健師さんに告げられるまで、存在自体知りませんでした(笑)

そこで、この記事でわかりやすく解説します!

リワーク

職場に戻る(復職)、英語で「return to work」の略です。

精神科が設置されている病院や地方自治体が運営している病院に付設されています。

私は埼玉県が運営している施設に通っていました!

名称は「埼玉県立精神保健福祉センターです。

通う目的

復職するに当たって必要な基本的な生活習慣・対人関係を取り戻すことです。

具体的には?

会社に戻るということは、朝から夕方・夜まで職場で働かなくてはならないです。

時間でいうと9時〜18時などが一般的だと思います。

休憩を除いた、8時間働くことを想定します。

つまるところ、働くには朝から体を動かさないといけないです。

うつ病に罹ると生活習慣が乱れてしまいます。

その改善をこの施設で行います。

時間割

9時半〜15時半 6時間(5時間)

うつ病初期から復職間近の状態の方を広く受け入れるために、8時間には2時間足りない

時間が設定されています。

プログラム

1日に2つ、午前と午後に講義のようなプログラムが毎日あります。

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様々なプログラムがあります!

 

午前のみ、午後のみ、1日参加の3つが選べます。

通い始めは、午前だけといった感じです。

私も最初の1週間は、午前だけの参加でした。

通う曜日を決めることもできます。

火曜日・木曜日のみといった具合です。

私は最初から毎日、通っていました(笑)

「早く戻るぞ」と気合が入っていたからです。

特徴

特に、印象に残ったプログラムが3つあります!

毎月、1回のプレゼン発表

毎回、課題が与えられてOWT(自習)の時間にパソコンで作成します。

発表2週間前になると、いつもこれに追われていました(笑)

クラブ活動

専門の講師の方が来て教えてくれます。

※製菓(お菓子クラブ)は不在

私は華道クラブに入りました。

理由としては興味自体はあったことに加えて、講師の方が男性だったので指導を受けやすそうだったからです!

実際、とても良い先生でした。

おかげでかなり華道を学べました。

卓球

金曜日の午後に設定されています。

ここでも講師の方が来て教えてくれます。

もちろん、卓球かOWTかを選ぶことができます。

私は卓球が好きだったので、毎回参加でしたが非常に楽しかったです。

そのおかげで、卓球にハマり現在教室に通っているほどです(笑)

GW(ニュースプレゼンテーション)

参加する人それぞれがニュースを持ち寄って、討論します。

ニュースに関連した議題を設定して臨みます。

賛成か反対に分けられるように考えます。

このプログラムにも全部参加していました。

今思えば、「よく毎週ニュース探したな」と少し感心します(笑)

専属のスタッフ

施設に入る前の段階で1人1人にスタッフが付きます。

私を担当してくれたスタッフの方は臨床心理士の資格を持っていました。

他にも精神保健福祉士保健師作業療法士の方がいます。

基本的にいつでも相談に乗ってもらえます。

私は週1・2で毎回1時間程度してもらっていました。

通う意味

ネットに、「リワークに通う意味はない」という意見が見られました。

しかし、私は違うと思います。

8ヶ月間、通いましたが得たものが莫大でした。

対人関係の回復・生活習慣の改善

そして、何より大きかったのは相談員の方の存在です。

自分の悩みを白紙の状態で受け入れてくれる人は希少です

相談は大事

相談するだけで悩みがなくなり、病気が改善することがあるくらいです。

なので、うつ病で復職を考えている方はリワークには通うことを強くオススメします。