昨日、岸田内閣総理大臣がテレビ東京系WBSに生出演していました。
外交、コロナ対策、go toトラベル、中国(台湾海峡)問題について考えを述べていました。
◎、✖︎、△で回答後、それぞれについて現段階での対策を答えていました。
全体としてはっきりと主張をすることを避けていましたが、
項目別にまとめると
①外交
最初に対面で首脳会談をしたい国は決まっているか?
◎
→アメリカ
『日米同盟が日本外交における基本方針だから』
と回答
加えて大江アナと解説委員から
『今月末、30日・31日にG20が開かれるが、総選挙と重なり現地(ローマ)には行けないがその点はどう考えているか』
との問いに対して
『G20に直接参加しても、対面で首脳会談ができる時間が確保できると決まっているわけではない。オンラインでの参加を検討している』
と回答した
加えてその翌日COP26がブリュッセルにて開催されるが、出席はするのかという問いに対しても
『オンラインでの参加を考えている』
との趣旨を回答
その時、一瞬大江アナと解説委員が少し戸惑った様子で、スタジオの空気が止まったのは視聴していても感じました。
②コロナ対策
公明党が公約で掲げている『18歳以下の国民に一律10万円給付』
に対しては
◎
『同じ与党として現金給付は検討している、本格的な中身についてはこれから党間で詰めていきたい』
と回答
③go toトラベル
→△
『経口薬の年内普及とワクチン接種率との兼ね合いから現段階では年内は厳しい。
再開は考えている』
と回答
『さらに、昨年の同事業では大手観光業者が主に制度の恩恵を受け、
中小・零細業者にまで行き渡ってなかったことから制度を見直してから再開をしたい』
と付け加えた。
④対中国問題
北京五輪の開会式・閉会式に出席したいか
→△
『現段階では何も考えていない」
と回答
その後、先日中国が台湾上陸を想定した軍事演習を行ったことを受け、対中国に対してはどのように対応していくかとの問いに
『両国は経済的に深い関係であり、隣国である。
しかし、人権問題に対しては周辺の民主主義国と連携してしっかりと対話を重ねて主張していく部分はしていかないといけない』
と加えた
感想
全体としてどの項目に対しても明言することは避けているという印象が残りました。
総選挙も迫っており、時間がない中でせっかくのテレビ生出演だったので
もっとアピールしても良かったのではと感じました。
これから岸田総理・内閣がどのような政策を主張していくかは分からないですが、
国民へ直接答えられる機会はもう限られています。
かは、残り半月の活動に命運がかかっていると改めて感じました。
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